六原清々講社@祇園祭

祇園祭は八坂神社(祇園社)のお祭りです。
そしてこれには、神社主催のものと、山鉾町主催の二つがあります。
「京都の人でも神輿が出ることを知らん人もおりますから
よそから来たあなたが知らんとしても、まあ、そんなに恥ずかしがることはありません」
と、かつて祇園祭の生き字引のような人に言われたことがありました。

毎年、ブログでも書いてますが、
祇園祭のメインは、あくまで神輿渡御。
山鉾巡行は、山鉾町の人たちの神さまへのおもてなし。
清め、その喜びを表し、ということなのかしらん。
わざわざ鴨川を越えて、一週間、御旅所に滞在してくださるんですからね。
今でいうなら、国賓を迎えるときのセレモニーみたいなもの?

で、昨日は夕刻から行われる神幸祭だけは
祇園の花見小路まで見に行こうと思っていたのですが、
ちょうどいい時間帯を逃してしまい…… orz
御神輿の去年の記事
還幸祭には絶対、行こう。

さて、今年、新しいことを知りました。
六原清々講社@祇園祭_b0199526_9371069.jpg

松原通には、弓矢町という町があります。
六原の界隈はゑびす神社の氏子地域がほとんどなのに、
ここだけは八坂神社の氏子なのです。

この弓矢町、昔は弓矢をつくる職人が多く住む町で、
中世には祇園社の警察権を掌握していたという。カッコいい。
平安末期には、
平家一門の屋敷や、鎌倉時代には六波羅探題が置かれたところですからね。
今も狭い町内に、金物屋さんが二軒もあるのはその名残り?
去年まで松原警察(東山警察署)があったのもその名残り?

で、この町内は六原清々講社として
昭和49年まで、神輿渡御のときは、これらの鎧甲を実際につけ、
御神輿の先頭を警護の役を担い、歩いていたのだそうです。
室町から江戸中期にかけてのものらしい。@@

「修理の費用がえらいかかるんですわ、それをでける職人もおらんようになって
昔は何十とあったけど、今はもう14しか残ってへんのですわ。
ほんで、昭和50年からは、こうやって飾って、私らは裃で
歩かせてもろてるんです」(京都弁がヘンなところは許してね)
そしたら昔は松原通も御神輿、来てたんですか? 
「そうですよ、この通りもお祭りらしいに飾ってね」


今年は平清盛で注目されている六原(六波羅)ですが、
色あせながらも、目をこらせば、
いろんな歴史が透けて見えてくる、
面白い町です。
by keiko-aso | 2012-07-18 10:06

京都ロンドンから琵琶湖のほとりへ??セルフリノベーションの家


by keiko-aso
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