ゼニ苔との戦い

この家に住み始めて7年。
苔も一部を除いては、ほぼ定着してきました。
お気に入りは、下の写真、真ん中のこんもりした苔。ホソバオキナゴケ。
一般的には、ヤマゴケと呼ばれ、園芸に用いられます。
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日本には約2500種の苔があるといわれています。
品種改良で種類を増やしたわけじゃないのに、そんなにあるんですよ。


私の持ってる図鑑には、
常緑樹林の下を好む苔、落葉樹林を好む苔、水辺を好む苔など
環境別で、約180種の苔が掲載されています。


さて。
市中の庭の苔というのは、自然発生ではなく、
人のほうが、苔を適材適所なんて無視して、配置する。
当然、ムリがありますから、
すぐ枯れたり、その環境にふさわしい苔に取って替わられたりれたりするんですよ。

そうならないために、
日々、手入れをするわけですが、

苔には根というものがない、
根に見えるものは仮根で、
地下から水や養分を吸い取れるしくみにはなってないので
活性剤も効かないし、常に地表の水分(湿気)が必要らしいんです。
これを整えるのは、ほんと、容易ではなく。


うちの場合は、空き家になっているときに
茶庭(露地)まで、雑草(ドクダミ)に覆われていたため
地下茎が張っている表面の土を10センチ、剥がして、
苔が生えやすいといわれる土に入れ替えました。@上羽造園
その上で、
茶庭にふさわしいといわれている苔を、部分的に移植。
けれどなかなか増えない。

今思えば、日当りがよすぎたんですね。
その当時は夏、苔に日除けをするなんて、思いもつかなかったので。
ゼニ苔との戦い_b0199526_824168.jpg



それでも茶庭が半年、
座敷庭が2年くらい(1年後、杉苔の胞子をまきました)で
何とか苔庭っぽく、見えるようになりました。
今でも夏場は朝夕、雨の日以外は
一時間かけて水やりをします。

路地の石畳の両側と、玄関庭は
未だ試行錯誤(杉苔を移植したんですが、それでも定着しませんでした)。
ゼニ苔とのいたちごっこです。


ゼニ苔にもいろいろあるみたいで、
たとえば、これ。うちでは日陰の水はけが悪いところに生えるの。
ウスバゼニゴケの一種だと思う。
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たとえば、これ。フタバゼニゴケ。
うぢては、日当りがよく、ほどよく湿り気もあるところに出現。
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↓ フタバゼニゴケの胞子は私にとっては、ゴキブリの同じくらい憎悪の対象。
この苔の生命力は強く、周囲の美しい苔を駆逐していくため
わが家では、駆逐艦隊と呼ばれております。@@
ゼニ苔との戦い_b0199526_1733158.jpg


玄関庭はこいつ(駆逐艦隊)があまりにも蔓延(はびこ)っていたため、
花人の来客前の庭の手入れのときに、
夫が、いいのも悪いのもひっくるめて剥がしまして
ゼニ苔との戦い_b0199526_1516425.jpg

裏庭で育ててる苔を移植しました。
今のところ、雨が多かったせいもあり、
順調に根付(仮根が)いている様子。



夫に触発されて、私も
ゼニ苔をちまちまと摘んで剥がしたなら
こんなになってしまいました。
ゼニ苔との戦い_b0199526_15342270.jpg



そろそろゼニ苔との戦いにも決着をつけたい、
今年こそは負けないぞ。
そんな決意を新たにする、転居してから8度目の夏なのです。
by keiko-aso | 2012-07-08 15:43

京都ロンドンから琵琶湖のほとりへ??セルフリノベーションの家


by keiko-aso
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