四頭の茶会@建仁寺

毎年、4月20日に行われる、建仁寺の
栄西禅師の誕生を祝する法要、
開山降誕会(四頭茶会)に参会してきました。



さて、その前にちょっと説明。
■四頭茶会とはどんなものか■
下記、パンフレットより抜粋、引用(一部、加筆)。
四人の正客に準じて相伴客がお茶をいただく、広間での作法と思えば、だいたい近いようです。お点前と菓子のお運びなどは、四人の寺僧によって行い、その役名を供給といいます。正客と相伴客がそれぞれの所定の位置につくと、侍香という役の僧が入堂、正面ご開山の画像の前で一香を献じ、中央卓前へ退いて、左右両手で一度ずつ焼香して、席を清めます。供給の僧は縁高に入った菓子と、お茶(粉)が入れられた天目茶碗とを運んだのち、各々の客の前でお点前を行います。正客の前では胡跪(左立て膝の姿勢で点前)し、相伴客の前では立ったままで点前します

■由来■
中国の宋、元の時代、比較的大きな禅宗寺院で行われたもので、鎌倉時代に日本へ禅が伝えられると、わが国でも流行し、室町桃山時代以降、さかんに用いられた作法です。禅宗寺院内の修道行事、法式、作法等を規定した清規(禅宗寺院での、日常生活の規則)に従うものです。
以上、引用(一部、加筆)でした。

簡単にいえば、うーん、
一席に、四人の正客(四頭)が八人の相伴客を連れて入る、
中国伝来の禅宗の茶会、かなあ。
おそらく今日の茶道の茶会の原形なんでしょうね。

縁高のお菓子、
紅白の落雁と
何と、ピリ辛の蒟蒻(こんにゃく)。
砂糖が稀少だった時代は
蒟蒻もお茶菓子として用いられていたのかな。
謎だ〜。


席順の案内図。
四頭の茶会@建仁寺_b0199526_17335812.jpg

六時過ぎから並んだ甲斐あり、
一席目の賓位の列の4番、5番の整理券を手に。
雨でしたが、テントが用意されていたので
濡れずに、座って待つことができました。
で、何かをしていたかというと
読書@平家物語(現代語+解説付の文庫本)。
これまで読んだという記憶はあるんですが、
詳細は覚えておらず。短いのにね。
今回、大河ドラマの役者の顔を重ねながら、読み始めたなら
下手な小説よりずーっと面白い。
あっという間の待ち時間でした。

本堂に入ったのは八時くらいだったと思います。

なぜ一席目にこだわるかといえば、
一席目の前に行われる、
厳かなる法要を拝見できるから。

それと一席目は管長さんもお入りなりますから
やはり席の空気の密度というか、
緊張の度合いが違う。


今回で二回目の参会。

供給役の四人の僧侶たちの所作、
これが見事に揃っており、
左右対称、鏡を見ているかのよう。
様式美ですよ、様式美。
歩くときもすり足。
お能の原形を見たような気がしました。
(お能のこと、よく知らないんですけど^^)

方丈(本席)のあとは
表千家、裏千家、煎茶(花月庵流)の茶席を回りました。
まずは表千家(@久昌院)、堀内家担当
四頭の茶会@建仁寺_b0199526_19211417.jpg

表千家において、久田家、堀内家は
代々、宗匠を務める茶家で、別格です。
宗心宗匠(先代 今年で満93歳)が席主として
お出ましなり、それだけでも感動したのに、
当代(13 代)がお運びとして登場。
目が点。
ありがたいやら、もったいないやら。
ああ、早起きしてよかった〜と
喜ぶ私たち(+夫)でした。
って、表千家社中じゃないと
何のことやらわからないですよね。すみません。
余談ですが、先代も当代も京大理学部卒。
理系の茶家。

茶席の花は袖隠し(椿)と大手毬の蕾でした。

続いて裏千家のお席へ。@霊洞院(僧堂)
(待ち時間を短くするために)一席に入る人数が多く、
今回も運悪く、濡れ縁に座ることに。
唯一、見えたのが掛け軸。
「緑垂烟雨柳」
あとは、何も見えず。何も聴こえず(これは私のせい^^)。とほ。



そして両足院での煎茶席。
管長さんと同席になりました。^^
煎茶のお菓子は一煎目のあとにいただくんですよ。
その理由はお茶の甘みを味わうため。
そしてお菓子をいただき、
二煎目をいただく。

あちこちで煎茶の茶会に出させていただくうちに
少しだけ、お作法も覚えました。

煎茶席は道具が愛らしいだけでなく、
そこに生けられた花も華やか、愛らしい気がします。
四頭の茶会@建仁寺_b0199526_19205212.jpg

花の名前、クレマチス以外、わからず。
誰か、教えて〜。

そして最後は
禅居庵での点心(お精進)。
四頭の茶会@建仁寺_b0199526_21214186.jpg

泉仙さんのものでした。

6時に出たおかげで
12時前には家に戻りました。

そして。
昼寝しました。orz
ほとんど徹夜だったので。

■茶券■
一般でも茶券は購入できるようですが、
プラチナチケットらしい。
私は個人的に禅居庵さんを通して購入。
一枚15000円です。
詳しくは建仁寺にお問い合わせください。
by keiko-aso | 2012-04-23 17:34

京都ロンドンから琵琶湖のほとりへ??セルフリノベーションの家


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