京都食卓のこと

2日のごはんは……。

昼間のお雑煮は私が作りました。

昨日のお雑煮は夫担当。
えーっ? という声が聞こえてきたので、
(聞っこえたよーん)
ちょっとウンチクなど付け加えると

お雑煮というのは、
本来は男がつくるものなんですよ〜(ここ、大きな声で)。
注連縄の内側の世界、神さまごとだからだと思います。
歳神さまのお下がりをいただく。
だからお正月のお箸は両端が先細りのものを使う。
片方は神さま用なんですって。
2日のごはんは……。_b0199526_21383059.jpg

一年がまーるく収まりますように、という願いを込めて、
丸餅(本来は煮餅ですが、今日は焼いてみました)、
丸く切った祝大根、京人参。
京都の本式は頭芋ですが、今年は海老芋で代用(亀甲切り)。
出汁は昆布のみ。白味噌仕立て。
最後に花かつお。

自然光だとショボいカメラでも、
いい感じに写りますね。

下の3枚も自然光なら、
おいしそうに撮れたのに、残念だ〜。
これは今日、二日の晩餉。
2日のごはんは……。_b0199526_21391959.jpg

かぶら蒸し、いつもは蕪(かぶら)に木耳を加えるんですが、
夫から「雪のような感じにしたい」とのリクエストが入り、
蕪のみ。蕪をおろし、水気を絞ったものに
卵白と、塩少々を加えます。

なめらかな感じに仕上げたいので、
卵白はホイップしています。好みの問題。

蕪の下には、下茹でをした海老、百合根、ぎんなん、椎茸。
葛餡がかかった雪のような(ただし熱々)蕪をスプーンで掬うと、
下から、海や山野のお宝が出てくる。
それが夫は、好きなんだそうです。


まん中は、ゆず酢の紅白なますと小笹鯛の和えもの。
いただきものの鴨ロース(「山ぎし」製)。黒豆(買ってきた)。


右は蛤の潮汁。←夫作。
本当はここにお餅を入れて、雑煮にする予定だったんですが、
ごはんをしっかり食べたかったので、お餅なし。


総料理長のまや。
2日のごはんは……。_b0199526_21393773.jpg

上から目線で、監督してました。


■■■
あの〜、リアル知人の皆様へ。
わが家、これから年賀状を書きます。
す、すみません。
  
by keiko-aso | 2013-01-02 22:16 | 京都食卓のこと

京都ロンドンから琵琶湖のほとりへ??セルフリノベーションの家


by keiko-aso
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