京都食卓のこと

酒粕でアラカルト

写真はないんですが、
昨日は酒粕を使って、バウルーを作ってみました。

こ、これはお店に置ける!!

と、ワタクシは思いました。

米粉を使ったパンが流行ってるくらいですから
酒粕バウルーは絶対ありです。


食パンのなかに酒粕を入れるだけ
酒粕には黒砂糖を少々。バター有り。
熱で酒粕がとろーり溶けて
酒粕パンみたい感じなんですよ。

ただしお酒に弱い人はたいへん。
しっかり酔っぱらうオチがつきました。


次回、写真、撮ってみます。

夕べは粕鍋を作りました。
鶏団子入り。
酒粕でアラカルト_b0199526_16362429.jpg

にんじんと大根はピーラーで薄〜くスライスしてあります。

ネットで粕鍋のレシピを当たっていたら
牛乳を入れるものがいくつかあり、
一般的にもありなんですね。
私とY子ちゃんだけの発見かと思ってたのに。

しかしうちの母はダメなようでした。
つーか、食の幅が狭い人で
食べたことないものはダメなんですよね。
昨日は副菜の牡蛎のニンニク炒めもダメだった。
あーあ。牡蛎ごはんは食べるのに。

粕汁も豚肉で作ったら、口に合わないようでした。
鮭も好きですけど、京都は豚肉のほうがメジャー、
スーパーでも薄切りの豚肉のパックに粕汁用と書いてあるんですよ。
おいしいですよ。豚汁の粕バージョン。

母の食の幅の狭さは、
昔の私にそっくり。
いや、娘の私が母に似たんですね。

でも今は違いますよ。
何でもいただきます。
夫の影響です。


さて。
でも私の、粕のいちばん好きな食べ方は
こんがり焼いて、黒砂糖をふって食べることです。
ええ、おやつです。

でも親戚の八鹿酒造では、御法度なんだって。
なぜなら
なぜなら……。ここからがふるってます。
「蔵人さんたちに、こんなに美味しい食べ方を蔵ウチで許すと
木造の蔵で火事の心配が絶えないから」だって。
食の家訓みたいなものかしらん。

つまりそのくらい、
この食し方は旨い、ということです。

一度、お試しあれ〜。
酒粕でアラカルト_b0199526_16491632.jpg

大吟醸の酒粕の場合、触感的にはフグの白子に似てるかも。


今夜は母の好きな味ごはんでも作りましょう。
by keiko-aso | 2012-02-29 16:54 | 京都食卓のこと

京都ロンドンから琵琶湖のほとりへ??セルフリノベーションの家


by keiko-aso
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31